こてちゃい都々逸どいどい(どどいつDodoitsu 愛Love Song 笑ってSmile 君Happy)

-君に捧げし都都逸一句。振り向く笑顔を夢見猫-

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「鮎は瀬に」「鯉は瀬に」・・・「瀬にすむ」「瀬に棲む」「瀬に住む」「瀬に付く」・・・

2013年1月1日


●「鮎は瀬にすむ、鳥は木(樹)にとまる、人は情けの、下に住む」
Ayu wa se ni sumu, Tori wa ki ni tomaru, Hito wa nasake no, Shita ni sumu

あるいは

●「鮎は瀬につく(付く)、鳥は木にとまる、人は情けの、陰に住む」
Ayu wa se ni tsuku, Tori wa ki ni tomaru, Hito wa nasake no, Kage ni sumu

 等々・・・


●字余りなしの、都々逸
「鮎は 瀬にすむ(つく)、鳥木にとまる、人は情けの、下に住む」(7,7,7,5)

鮎は、瀬にすむ(7 (3,4))
A yu wa, se ni su mu,

鳥 木に、とまる(7 (4,3))
To ri ki ni, to ma ru,

人は、情けの(7 (3,4))
Hi to wa, na sa ke no,

下に住む(5)
Shi ta ni su mu


●五字冠り都々逸、鮎唄(あゆうた、Ayu-uta、あゆ歌、アユ唄)

「鮎はな~、鮎は 瀬にすむ、鳥ゃー(とりゃー)木にとまる、人は情けの、下に住む」

鮎はなあ~(5)
A yu wa na a

鮎は、瀬にすむ(7 (3,4))
A yu wa, se ni su mu,

鳥ゃー木に、とまる(7 (4,3))
To ryā ki ni, to ma ru,

人は、情けの(7 (3,4))
Hi to wa, na sa ke no,

下に住む(5)
Shi ta ni su mu


鮎唄(あゆうた、Ayu-uta、あゆ歌、アユ唄)というのは、

○「鮎うた」三田村鳶魚全集 第20巻、中央公論社、昭和58年10月、P.197-198より引用
・「娯楽の江戸」三田村鳶魚 著 (恵風館, 1925)、ではP236

「鮎うた」
舞臺の上の新宿
・・・甲駅夜の錦(洒落本)に、「あけはやく魚の市場(大木戸にあつた)へいそぎ行(ゆく)、若鮎荷なううたの聲、あゆはナアーあゆは瀬にすむ、鳥(とり)ヤアー木にとまる、人はなさけの下にすむ」とある。この唄は古いもので天和の頃に流行ったものだ、無論文句はこれに限つたのではない、途中で狐に憑かれない為めだといつて、鮎の荷を擔いだ(かついだ)人夫は夜通し唄ひ續けて來たものだ。・・・

天和の頃とは、(1681~1684)

「甲駅夜の錦」(霞亭文庫)(こうえきよるのにしき、koeki yoru no nishiki) 、 宇治茶筌 (うじちゃせん、uji, chasen)、十字亭(じゅうじてい、jujitei) 画 、1801-1804年(享和頃)

この本でしょうか。どこに載っているかが、探せないでいます・・・

○あゆうたについては、MANA事典“MANAしんぶん”参考になりました。
  ・「多摩のあゆみ」110号(飯田孝 氏)


「鮎」もあれば「鯉」もある


●作曲家シドニー・ジョーンズ( Sidney Jones )が1896年に書いた「ザ・ゲイシャ」(芸者,The Geisha)というミュージカル・コメディ(台本 ホール、作詞 グリーンバンク)の第2幕の「ジャパニーズ・マーチ(日本行進曲, Japanese March)」の歌詞
 “The geisha” Light opera (Musical comedies, Operettas)
libretto by Owen Hall, lyrics by Harry Greenbank, music by Sidney Jones

Act Ⅱ

ENTRANCE OF CHORUS  “Japanese March”

Koi wa se ni sumu,
Tori wa ki ni tomaru,
Hito wa nasake no
Kage.
Koi wa se ni sumu,
Tori wa ki ni tomaru,
Hito wa nasake no
Kage, Kage, Kage, Kage ni.


これを、漢字を当てれば

「鯉は瀬にすむ、鳥は木にとまる、人は情けの陰
 鯉は瀬にすむ、鳥は木にとまる、人は情けの陰、陰、陰に~」



鮎の瀬付(瀬付き、せつき、せづき)もあれば、鯉の瀬付も。


○せつき【瀬付き】(せづき)、『大辞泉』松村明監修、小学館、1998年、P1492より
魚が瀬に集まること。特に、アユやウグイなどが産卵のため河川の小砂利の瀬に集まること。

「鯉」も「恋」も ”Koi”

「鯉つかみ」※1というのもあったらしいですし、

鯉つかみ=恋つかみ (Koi-tsukami = Koi-tsukami)

ヨーロッパでは淡水魚の釣りと言えば鯉釣りを指すほどで、イギリスでは日本のバス・フィッシング人口に匹敵するほどだそうです。(Wikipediaウィキペディア日本語版「コイ」「鯉」参照)※2

海外の方相手の時は、お座敷で「鯉は瀬にすむ(つく)~」と唄っていたかも?

※1 鯉つかみ
○「鯉つかみ」三田村鳶魚全集 第20巻、中央公論社、昭和58年10月、P34-36
元禄八年(1695年)「浪花の田鶴」に、座興の鯉つかみの失敗の話

○こい‐つかみ【鯉掴み】『大辞泉』松村明監修、小学館、1998年、P874より
歌舞伎狂言の一系統。水を使い、鯉魚(りぎょ)の精と役者が水中で格闘する演技を主題とするもの。夏芝居として江戸で盛行。

1862年「鯉つかみ」芳滝(早稲田大学演劇博物館浮世絵閲覧システム)

※2「コイ」鯉Koi『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』最終更新 2012年11月8日 (木) 00:41 参照

○「こい」鯉、『大辞泉』松村明監修、小学館、1998年、P873より引用
コイ目コイ科の淡水魚。
全長約60センチ。体は長い筒形で背から腹へかけての幅が広く、長短二対の口ひげがある。野生種は、背部が蒼褐色、側面から腹部が黄褐色で光沢がある。平野部の河川・湖沼にすむ。食用・観賞用に広く飼養され、ドイツゴイ・ニシキゴイ・ヒゴイなど多くの品種がある。


「アユ」鮎Ayu『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』最終更新 2012年12月2日 (日) 14:47 参照

○「あゆ」鮎、年魚、香魚『大辞泉』松村明監修、小学館、1998年、P81より引用
サケ目アユ科の淡水魚。
全長20~30センチ。体は細長く紡錘形で、脂びれをもつ。背側は緑褐色、腹部は銀白色、胸びれ上方に黄金色の斑紋がある。秋、川の中流域で産卵。稚魚は海へ下って越冬し、春、川を上り、藻類を食べて成長する。夏に美味。あい。こうぎょ。
[補説]寿命が1年であるので「年魚」、香りがあるので「香魚」と書く。


●「瀬にすむ」は、「瀬に棲む」か

・棲む(すむ)
(棲む)動物が巣を作って、その中で生活する。生息する。「水辺に―・む鳥」


●各地の民謡、盆踊

○相馬二遍返し(そうまにへんがえし、福島)
「相馬北方二遍返し」(そうまきたかたにへんがえし、福島)
第四句の五文字(鮎は瀬に~では、「下に住む」)を二度繰り返すところから二遍返し。北方と南方の二種あり。

 ※ 日本の民謡 曲目解説<福島県> そ~み 「暁洲舎」様サイト

佐渡の民謡 歌詞(佐渡おけさ)「佐渡の民謡」-唄と人と歴史- 様サイト (リンクさせていただきます)

○大正寺おけさ

○長久保甚句
線翔庵 様サイト (リンクさせていただきます)
「鮎は瀬につく 鳥は木の枝で 人は情けの 下で住む」

○出雲崎おけさ唄 様サイト(資料提供:出雲崎町観光協会) (リンクさせていただきます)
出雲崎おけさ唄と<はやし文句>
 「鮎は瀬にすむ 鳥は木にとまる 人は情けの ソーレ もとにすむ」


○切口説
山家踊り(やまがおどり)Wikipedia「ウィキペディア日本語版」最終更新 2011年7月17日 (日) 14:03 より引用

 切口説とは7・7・7・5文字で一節ごとに意味の切れる都々逸などを口説くもの

切口説 逢えば心も~御山御嶽
口説集 サイト様  (リンクさせていただきます)
「鮎は瀬にすむ 鳥ゃ木にとまる 人は情けの 下に住む」

○石搗唄(いしつきうた)本田善郎氏 民謠収集旅行記録No.8 Zeami 様サイト
「あー鯉は瀬にすむ~」

遠山の盆おどり「源吾兵衛」(げんごべい)
南信州遠山 様サイト (リンクさせていただきます)
「鮎は瀬にすむ 鳥りゃ木にとまる ヤレ人は情けの 下に住む」

○ワシモ(WaShimo)様サイト (リンクさせていただきます)
- 五箇山の民謡 -麦や節・歌詞
「鮎は瀬につく 鳥は木に止まる 人は情の 下に住む」


●「鮎は瀬に住む鳥ゃ木に止まる人は情けの下に住む」の意味

○人の情けにすがるのは自然なことで、恥ずかしいことではありませんよ。好意は遠慮せず素直にお受けなさい。

「落語・講談によく出ることば──話芸“きまり文句”辞典 」編:松井高志 様サイト
  あたしが面倒見るから・・・

「現代青年の為めに : 修養教訓」高萩章 著 (米本書店, 1923)国立国会図書館デジタル化資料 インターネット公開(保護期間満了)
  目次:◇鮎は瀨につく鳥は木にとまる人はなさけの下にすむ…(キリスト)博愛


途中ですが、ここまでで。

中途半端ですが、年内アップしました。修正していきますので、よろしくお願いいたします。
また、ご迷惑をおかけしているようなことがありましたら、おそれいります。ご連絡をいただけますと、幸いです。


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[ 2013/01/01 22:06 ] その他 鮎は瀬に | TB(0) | CM(0)
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